最後に許可得て公開させて頂いた緑内障の早期発見の方の症例を提
示させて頂きます。
平成元年九月初診時、上方約三十パーセントもの視野障害があった
方です。
T特殊予防治療をを行うと二番目の図のように一揆に視野が改善し
ました。
平成元年11月点眼で眼圧をコントロールしていましたが、視野再
検査では再び視野障害が現れて来ました。もちろん自覚症状は全く
ありません。皆無です。
12月再び特殊予防治療を行うと視野障害は再び消えました。この方
の緑内障は早期にたまたま発見しただけで予想外に難治性で眼圧の
コントロールのためにSLT特殊レーザー治療まで行った方です。
平成四年暮れに遠方の他府県に引っ越しされましたがより上位の視
野検査ハンフリーでもマリオットン盲点以外視野以上が全く生じて
いませんでした。
難治性緑内障の場合は特に早期の発見がとても大事になります。
早期では緑内障の自覚症状は全くありません。
このように緑内障には点眼以外の予防方法はありますが、眼圧の良
好なコントロール加えてその他の炎症などの無い状態のサイレント
な方などが適切な適応になります。
あくまでも緑内障の中心治療では無く補足的な予防の治療法となります。
安全です。
以上です。ご清聴誠にありがとうございました。