LASIKとは?
lazer in situ keratomileusisの略

現在の レーザー屈折近視矯正手術の主流
H14年 日本眼科医会生涯教育講座

愛媛大学 大橋 裕一先生のレーシック手術の適応と実際より
貴重な情報提供が もたらされました!!
LASIKの適応基準 H14年上記学会のデータより、情報提供しております。

1.安定した近視; 即ち3D以上の方で 20歳以上 近視度数が
   低すぎても また 高すぎても 対象外となります。中等度が最適です。

2.K値;40D−47Dの範囲 (K値:角膜のカーブ) フラット過ぎる角膜は非適応
           またステイープ過ぎる突出した角膜も非適応です。

3.角膜形状異常なし、特に円錐角膜は禁忌!!

4.手術後の残存角膜厚;残存角膜ベッド厚・250ミクロン
  全体厚400ミクロンの確保可能な目

5.角膜内皮細胞密度: 1500/mm2以上必要

6.年齢50歳前半まで

7.角膜が薄く弱くなるので、格闘技選手など黒目を打撲しやすい方は駄目!!
   また気圧による 角膜の変化が生じるので パイロットも駄目!!

8.創傷治癒の遅い方は不可; 即ちアトピー性皮膚炎、ドライアイの方、他膠原病の方は好ましくない。

9.  2D以上の不同視 2Dを越える角膜乱視

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エキシマレーザー屈折矯正手術ガイドラインより、
 円錐角膜 外眼部炎症 緑内障 白内障  重傷糖尿病 膠原病
 ブドウ膜炎(眼内炎) 角膜ヘルペスの既往者 乾性角結膜炎(ドライアイ)
 角膜疾患を生じやすい薬剤の服用、向精神薬、塩酸アミオダロン、イソトレチノイン服用者
 全身性結合組織病 これらの該当者は いずれも エキシマレーザー近視手術は禁忌である。

また PRKの場合 矯正度数−8.0以内で行う方がふさわしいとなっております。
強度・高度近視の場合 より角膜(黒目)が薄くなる事が 他の合併症を惹起するからです。
『ちょこっとひとりごと』
ここまで 学会での報告事実に基づき記載しておりますがここで現在の学会レベルで
の重大な落とし穴があることが またまた私見ですが見えて来ました!!「
どこにも 両眼視の問題 斜視や斜位、プリズムの問題が記載されておりません??
(LASIKとプリズムに関しては一部の学会で報告があるようです。)
即ち 日本の屈折手術のレベルが片眼視重視で、日常の両眼視の事を大変、軽んじている傾向が
明らかに見えてまいります。片目が見えても両眼で不快な方、沢山存在致します!
殆どなぜか適応項目にはなぜか記載が少ないようです?どうしてでしょうか?

LASIKの主な合併症

1.フラップの異常 : 作製不全 角膜上皮欠損 輪部出血(角膜上方強膜境界部)
               フラップ数壁形成
              瞼裂幅が狭い方 目の細すぎる方、上記角膜のカーブがゆるすぎる方
              または角膜のカーブがきつすぎる方には フラップの異常が生じやすい
              フラップを形成しない 旧来のエキシマレーザーが良い場合もあります。

2.フラップ下の異常: 異物迷入  細菌感染 上皮進入 
               DLK: diffse lamellar keratitis(広範性フラップ部角膜炎)

3.術後屈折値の異常: 低矯正 照射ズレ 医原性Keratectasia 不正乱視

4.眼表面の異常: 角膜知覚低下症 ドライアイ発生 角膜ヘルペス感染症

5.その他異常報告あり、  網膜剥離 虚血性視神経症(手術中の眼内圧上昇に起因)
                  眼圧測定値の異常または変化

6.角膜乱視 低矯正 近視の改善に比して 乱視は術後もどりが多い傾向にある。

7.向精神薬服用者: 術後の著しい角膜内皮細胞の低下傾向を示したとの報告があります。


LASIK手術後の夜間コントラスト閾値の低下
Lack T Holladay(J Cat Ref Surg 1999) 文献報告あり

第43回日本眼科医会生涯教育講座: 久保田 伸枝先生(京都府立医科大学)
 波面収差解析の講演より参照

私の私見ですが LASIK手術により、このデーターより
推定して 程度の差はあるが 角膜(黒目)の不正乱視の発生が
かなり多く存在しているように思えます。